開院から約30年、宇都宮の「長歯科医院」では、より安全かつ確実な治療を可能にする先進機器「マイクロスコープ」を導入しています。
マイクロスコープは、患部を5~20倍に拡大して診ることができる手術用の顕微鏡です。従来の方法ではドクターの勘や経験に頼らざるを得なかった細かな箇所も、マイクロスコープを用いることで確実に把握できるようになりました。これによってミスのリスクが減り、より安全で確実な歯科治療が可能になったのです。
メリット1 【安全・確実】 |
肉眼で確認できない箇所もマイクロスコープを用いれば、明るく大きくはっきりと確認できるため、ミスのリスクが大幅に減り、患部を安全かつ確実に診断・治療することができます。 |
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メリット2 【患者さんの負担軽減】 |
細部までしっかりと確認できるため、より精密な治療が可能。余計な箇所まで施術することなく、治療範囲を最小限にとどめることができるため、患者さんの身体的負担を軽減できます。 |
メリット3 【治療の可能性が広かる】 |
細かな患部が確認できないために治療が困難とされていた症例でも、マイクロスコープを用いることで対応することができます。 |
メリット4 【医師の疲労軽減】 |
無理な姿勢で口腔内を診る必要がなくなるため、医師の疲労を軽減することができます。医師のコンディションが上がることで、結果として治療精度の向上にもつながります。 |
当院では、以下のようなケースでマイクロスコープを用いた治療を行っています。
むし歯治療
むし歯を治療するには、菌に侵された箇所を削る必要があります。マイクロスコープを使うことで、非常に精密な治療が可能になり、周辺組織などを傷つけることなく必要な部分のみを確実に削ることができます。
歯石除去
歯周病が進行していると歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」ができます。しかし、暗く狭い歯周ポケット内の歯石を正確に除去するのは肉眼では困難です。マイクロスコープを使えば、歯周ポケット内の歯石をはっきりと確認でき、しっかりと除去することが可能です。
根管治療
歯の内部の神経や血管まで感染してしまっている場合に行われる「根管治療」では、特に細かな作業が要求されます。歯の内部を正確に把握できるため、感染した部分だけをしっかりと除去でき、再発を防ぐ精度の高い治療を行えます。
インプラント治療、フラップ手術などの外科的治療
患部の切開・縫合などは非常に繊細な作業ですので、外科的な治療をともなう場合にもマイクロスコープは活躍します。細部まで見えることで、傷口をできるだけ少なくする処置が可能になり、ひいては治療箇所の治癒を早めることにもつながります。